理想のワークライフバランスを叶えた店舗併用住宅

高島市 K様

琵琶湖と比良山系に囲まれた自然豊かな高島市。その中で近年ドライブロードとして注目を集める場所がメタセコイア並木だ。四季折々の景色を楽しめる並木道のすぐそこに、真っ白な外壁と大きな窓が目を引く一軒家。ここがKさんご夫婦の営む創作フレンチレストラン「Mon gouter(モングーテ)」。フランス語で「私の好み」という意味だ。ご夫婦が店名にも込めた、好きなものが詰まった住まい。そのこだわりを伺った。

生活を改善するため、都心から田舎への移転を決意

家の外観画像

和歌山県出身のご主人と滋賀県高島市出身の奥様のKさんご夫婦。以前は大阪の都心・難波で、創作フレンチ店を12年経営していた。当時を振り返ると「深夜まで働いて、家では寝るだけ」と忙しい日々を送っていたようだ。そんな中、コロナ禍を機に仕事と暮らしのバランスを改善しようと移転を決意。移転先について奥様は「高校生の時まで高島市に住んでいたので、将来地元でお店をやりたいというのは漠然とあった」と語る。ご主人も「妻の地元ということで何度も来ていた。こういう豊かな自然環境で自分の料理と向き合いたかった」と、理想のお店づくりをスタート。高島市で訪れたことのある地を中心に探していた中、メタセコイア並木を望む景色に惹かれ現在の場所に決めた。

SAWAMURAへの決め手は、地元での実績と相談しやすい心地よさ

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移転を決めた当初から店舗併用住宅にしたいと決めていたご夫婦。理想の住まいを一緒につくってくれる建設会社を探して滋賀、京都、大阪を中心に何社も相談に行ったとか。しかしなかなか希望に合う会社とは出会えなかった。そんな時、たまたま奥様が『高島 建設会社』で検索したところSAWAMURAを発見。「高島市で70年以上の実績のある企業だということをはじめて知りました。私の父と母は知っていて、それなら一度話を聞いてみよう」と、問い合わせた。実際に相談してみたところ、店舗併用住宅という希望を自然に受け止めてもらえたこと、高島市に本社がありメンテナンスに来られる体制が整っていること、冬は雪が多いこの地域の自然環境を熟知していることも決め手になった。また、どのように家づくりを進めたらいいのか、気軽に相談できる関係に心地よさを感じていたとか。

一番大切にしたのは「開放感」と「明るさ」

家の外観画像

「以前のお店は半地下という立地だったので、なかなか日光が入ってこなかった。とにかく明るい雰囲気にしたかった」とご主人。その言葉通り、白を基調としたシンプルな外観には日光がたっぷり降り注ぐ大きな窓を設けた。この窓もお店として印象的に魅せるため、複数の窓を1枚の窓に見せる工夫を施している。一方店内からは、開放的な吹き抜けの壁にいくつもの風景写真を飾った額縁のように見え、店内にいながらも屋外で食事をしているような開放感と明るさを実現した。

家の外観画像
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ご夫婦はデザイン性を重視していたが、もちろん機能性も充実。壁には断熱材をしっかり入れ、窓も断熱性能の高い複層ガラスを採用。気密性を高めた空間は、冬は日光で温かく、夏の暑さはロールスクリーンで防いでくれる。「これだけの窓の数と大きな吹き抜けなのに、寒さは全然気にならない。開店準備の時は気分を上げるために音楽をかけて作業をしているのですが、音が一切外にもれない」と防音効果にも満足の奥様。

家の外観画像
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「お店自体に色があるより、料理そのものの色を楽しんでいただきたい」とご主人がいうように、店内の壁や床も白やモルタル調のシンプルな色合いで統一。照明や机、椅子、食器も全部「私の好み」で揃えることができたと納得の様子。すべてはお客様に料理を最大限楽しんでもらうための演出で、「料理も空間も好き!と、共感してもらえたらうれしい」と語る。

使いやすさにとことんこだわったレストランの動線

家の外観画像
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厨房を軸にした店内、そしてテイクアウトメニューを提供する動線もこだわった。料理を担当するご主人と、デザートと接客を担当する奥様。2人の動きが重ならないように限られたスペースで最大限動けるように工夫した。「そこは難波で12年間やってきた経験が活きた」とご主人。奥様は「主人には料理に集中してほしい」という思いから、ご主人からはお客様が視界に入らないように、奥様は客席の様子を常に感じられる立ち位置になっている。テイクアウトもお互いの動きを見ながらどちらでも対応できるようにした。しばらくはご夫婦でお店をまわしていくとのことで、ストレスなく働ける理想の厨房を実感しているようだ。

店内をバリアフリーにしたのもこだわりのひとつ。奥様にはどうしても食べに来てほしい人がいたのだとか。「私の友人に車椅子の子がいて、以前のお店だと店内に入るにもトイレに行くにも階段があり来店が難しかったので、新しいお店にはどうしても来てほしかった」。この要望を踏まえて段差のないお店を実現した。友人はオープンしてからすでに2回来店したそうで、食事を楽しむ姿を見て「ひとつ夢が叶った」と笑顔の奥様。

常にお互いの存在を感じられる2人の住居空間

家の外観画像
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店舗と直結した住居空間にも大きな吹き抜けを設置。「2人で生きていこうと思っているので、お互いが1階・2階の異なる場所にいても、声が届き存在を感じられるようにしたかった」というように、それぞれの部屋は設けずに吹き抜けを活かした開放的な空間になっている。また2階のリビングにはメタセコイア並木を望む窓や、シアタールームを配置。奥様は「お店が少し落ち着いたら、オフの時間を作って大好きな洋画鑑賞や、英語やフランス語を勉強したい」とさらに夢が広がっている。

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理想の家づくりができたのは、コロナ禍に2人で考える時間をたくさん持てたことが大きかったとか。壁紙など細かい部分もじっくり話し合い、ショールームへ行き、大阪から高島市に来て打ち合わせを何度も重ねた。納得のいくまでこだわったからこそ、店名でも表現したように「私の好み」が詰まった住まいに満足のご夫婦。2022年4月にオープンしたレストランとともに、ご夫婦の新たなライフスタイルが高島市でスタートした。

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