投稿日:2019年05月17日
新平野駅は、福井県小浜市平野にあるJR西日本の駅です。小浜線の東小浜駅と上中駅の間に位置しています。
1日の平均乗車人数は70人で、1988年に改築された現在の駅舎は無人駅になっています。
海からは少し離れ、山に囲まれた住宅地と農地が広がる、のどかなエリアです。駅から車で10分ほどのところには、征夷大将軍の坂上田村麻呂公が蝦夷征伐の際に創建したとされる、明通寺があります。1258年に建立された本堂は国宝に指定されていて、平安後期につくられた国指定重要文化財、木造降三世明王立像や木造深沙大将立像、木造不動明王立像などを所蔵しています。
また、駅から車で8分ほどのところには、全国名水百選にも選ばれた瓜割(うりわり)の滝があります。瓜割の滝は山間から湧き出る清泉で、1年を通して水温が変わらず、夏でも瓜が割れるほど冷たいことから名前が付いたとされる滝で、その水はとてもおいしいとたくさんの人が訪れています。
そんな歴史深く自然の美しさが残る、新平野駅周辺の暮らしの情報をまとめました。
新平野駅周辺は住宅地と農地になっているので、徒歩圏内に医療施設はありません。ですが、車で8~9分の隣の東小浜駅周辺には、内科や小児科、婦人科などの病院があります。
また、入院施設のある大きな総合病院は小浜市内にあり、こちらも車では12分ほどです。
車で15分以内のところに大きな総合病院があると、いざ入院や通院が必要になったときに安心ですね。
新平野駅周辺にはスーパーマーケットはありません。隣の東小浜駅には買い物施設が充実しているのでそちらを利用する人が多いようです。
また、小浜市内には生鮮食品だけではなく、書店や家電量販店などもあるので、普段の買い物にはほとんど困らないでしょう。
新平野駅から一番近い保育園は、松永保育園です。徒歩15分ほど、車なら3分ほどのところです。松永保育園は小浜市の公立保育園で、定員は45人という比較的小規模でアットホームな保育園です。
山や田畑に囲まれ、隣には公民館や小学校もあり、地域のお年寄りや小学校との交流もある保育園です。
静かな山間にあり、農地と住宅が広がる静かな街です。地域の人たちとのつながりを大切にして、穏やかに暮らしたい人にはとても住みやすいエリアだといえます。
国宝の寺院や、6世紀あたりに作られた古墳などもある歴史深い情緒ある新平野エリア。名水百選にも選ばれた水のきれいな地域というのは大きな魅力ですね。
おいしい水とおいしい空気に恵まれた暮らしをしたい人には、ぜひともおすすめしたいエリアです。