投稿日:2019年01月22日
自然素材の家とは
自然素材の家とは無垢フローリング、漆喰、珪藻土などの左官材料、石材や和紙の自然素材を使った家のことです。
とくに床材に使用されている無垢フローリングは、肌触りがよく人気があります。
ここで無垢フローリングの特徴、合板フローリングとの違いを紹介します。
フローリングには、主に「無垢」と「合板」の二種類がありますが、
一般的に合板フローリングの方が使用されることが多いです。
合板フローリングはベニヤ板を重ね合わせ、その上に天然木を貼り形成しているのですが、
その際に接着剤が使用されます。そのためコストは抑えられても健康面で悪影響をもたらすおそれがあり、
10年ほど経つと劣化がはじまります。
それに対して、無垢フローリングは100%の天然木からできています。
接着剤も使用されていないため健康面でもひじょうに優れていると言えます。
そして調湿性も抜群です。
梅雨~夏にかけて湿度の高い時期には、湿気を吸収してくれて、逆に冬の乾燥する時期には湿気を放出し空気が乾燥するのを防いでくれます。
肌触りも非常に良く温かみもあることから冬でも温かさを感じることができます。
逆に、無垢材の欠点として季節によって反ったり隙間ができることもありますが、
それは木が呼吸している証拠です。
従来の住宅との健康面での違い
従来の住宅と自然素材の住宅との健康面での違いを紹介します。
従来の住宅は、化学物質が含まれている建材を使用するため、
シックハウス症候群などの病気を引き起こすおそれがあります。
従来の住宅は、壁は「ビニールクロス」、床は「合板フローリング」が使用されていて、
ビニールクロスは燃えると有毒ガスが発生し、裏面には化学接着剤がべったりついています。
呼吸をしないので、中にはカビが発生することもあります。
先ほども紹介させていただきましたが、合板フローリングにも化学接着剤が使用いて健康な人にとって害はなくても、化学物質に対する許容量が非常に少ないシックハウスや化学物質過敏症の人はすぐに症状が出てしまうのです。
それに対して、自然素材を使用した家では、赤ちゃんやお年寄りでも安心して暮らすことができます。
材料は、先ほどご紹介させていただきましたが、壁は漆喰、床は無垢のフローリングが使用されています。
これらの天然素材は化学物質を放出しないので人に害はありません。
従来の住宅との環境面での違い
従来の住まいで使用されている建材は海外から輸入することが多く輸送の際に大量のエネルギーを使用するため、二酸化炭素を排出することになります。
それに寿命も短く、建て替えやメンテナンスの頻度が多くなり、その分建材などのごみが増えてしまいます。
つまり、建築時や廃棄時に有害物質が発生することになるので環境汚染もひきおこしやすくなります。
また、石油、原子力、ガスなどの化石燃料を大量に使用することも、地球環境の悪化にもつながりかねません。
それに対して、自然素材の住宅は国産の自然素材を使うため、輸送時に無駄なエネルギーを使用しません。
さらに、太陽熱などの自然エネルギーを使用するため、環境にも優しいです。
従来の住宅との安全面での違い
安全面の違いとして、1982年の建築基準法改正の前に建てられた従来の住宅は耐震性に不安があるといわれています。
またコスト優先で化学建がたくさん使用されており、建材に使われている合成接着剤が20年から30年で劣化してしまうため、強度が保てなくなり構造や建物の機能にかかわる深刻な問題を引き起こします。
ですが、自然素材の家で称されている無垢材は、あまりイメージにないかもしれませんが、意外にも鉄やコンクリートに強度が劣らず耐震性も優れています。
従来の家とは逆でむしろ時間が経つにつれて強度は向上します。
従来の住宅との経済面での違い
従来の住まいは平均寿命が30年と短く、ローンを払い終えるころには建て替えなくてはいけなく、意外にもランニングコストがかかってしまうのです。
また、先ほどもご紹介したように建材に使用されている化学物質によって
健康面に悪影響を与えられるおそれがあり、それによって医療費もかかってしまいます。
長い目で見ると、経済面での負担が大きいのです。
それに対して、自然素材の住宅は耐久性が高く、長く住み続けることができるのでランニングコストを抑えることができます。
また、体にも悪影響を与えることはないので無駄に医療費はかかりません。
まとめ
今回は自然素材について紹介させていただきました。
建材の家が一般的ですが、自然素材の家には多くのメリットがあります。
自然素材の家と聞くと、「価格が高い」イメージを持たれる方がほとんどかもしれませんが、後のランニングコストのことを考えると、自然素材の方がお得だと言えます。
スタジオコンクでは、敦賀市で自然素材を使った家を提案させていただいています。
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