投稿日:2019年02月16日
家を購入する際の手段として、「新築を購入すること」、「中古の家を購入しリノベーションすること」の二つがあります。新築とは、完成して一年未満で、なおかつ誰も入居したことがない物件のことです。
リノベーション物件とは中古物件に改修工事をおこない用途や設備などを変更し新たな付加価値を加えた物件のことです。それぞれどちらが良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
どちらにもメリット・デメリットがあります。
いずれにしても大きな買い物になるので後悔のないよう比較検討して決めたいところですね。
リノベーションのメリット
1. 費用が安い
リノベーションは新築を購入する場合に比べると断然費用が抑えられます。理由はリノベーションの方が、工事費が安いからです。新築の場合「土地代」「工事費」「仲介手数料」がかかってきます。
一方、中古+リノベーションの場合「土地代」「リノベーションの費用」「仲介手数料」がかかりますが、新築の工事費・材料費の方が、圧倒的に価格が高いので、比較すると、リノベーションの方が価格は安くなります。
またリノベーションをおこなうような物件は建物としての価値があまりないため、物件の購入を含めてもリノベーションの方が安くなります。
2. 工期が短い
新築の場合で、なおかつ「注文住宅」の場合は土地探しから始めなければならないので、それなりに長い時間が必要です。
さらに、新築の場合は地鎮祭を行ったりするので、労力を使います。
リノベーションの場合は、そういったこともないので新築に比べると負担も少ないです。
3. 内装の自由度が高い
リノベーションの内装の自由度は高いです。間取りの位置を変えたり、内装の色を変えたりとかなり自由度が高いです。建売住宅を購入する場合よりも自由度が高いケースもあります。
一番自由度が高いのが注文住宅なのですが、その分費用が高くなってしまいます。
それに実際に建物ができている中古物件の方がリノベーション後の様子を想像しやすく、
失敗が少ないのもメリットです。
4. 立地を選ぶことができる
駅の近くや街の中心地など交通の便がいい場所を安く見つけられるのもメリットです。
リノベーションのデメリット
1. ローンの手続きが複雑
新築においてもローンを組む手続きが複雑ですが、リノベーションの方が、手続きが複雑です。
また、ローンを組んだとしてもリノベーションの方が、金利が高く、
返済期間も短いため月々の負担額が大きくなってしまいます。
2. 耐震性の面で不安がある
リノベーションの物件の方は、見えない部分が劣化していることもあり、何かと不安な部分があります。
新築の場合でも、地盤が悪い状態だと追加で工事が発生する場合がありますが、
基本的には新築の方が耐久性の面で安心だといえます。
新築のメリット
1. 外観の自由度が高い
外観の自由は新築の方が高く、特に注文住宅の場合の自由度はリノベーションとは比較にならないくらい高いです。建売の場合は、リノベーション物件と比べてもあまり差がないと言えます。
2. 耐震性の面で安心
古い建物を改築する場合、昔の基準で建てられているため、建物の性能が低いことがあります。一方、新築の場合は一から作っていくので耐震性能は安心できます。
新築のデメリット
1. 価格が高いこと
先ほども述べましたが、新築の場合、「工事費・材料費」がリノベーションの工事に比べて圧倒的に高くなります。
それぞれ複数の視点から比較
・リノベーション物件が向いているケース
・費用が安く抑えたい方
・立地の良い場所に安い価格で住みたい方
・新築が向いているケース
・マイホームは新築にしたいとこだわりのある方
・外観を自由に決めたい方
・耐震性の面で安心感を得たい方
リノベーションと新築それぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。
どちらにもメリット・デメリットがあるのでそれを理解したうえで、
自分にはどちらが向いているのかよく考えてご検討ください。
スタジオコンクは敦賀市で自然素材のデザイン住宅・注文住宅を提案しています。
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リノベーションをお考えの方はぜひお気軽にご相談にお越しください。