投稿日:2019年03月08日
壁は部屋の中でも見える面積が広いため、壁紙ひとつで部屋のイメージがガラッと変わります。
落ち着いた空間や温かみのある空間など様々なテイストの部屋に仕上げることができますが
思い描いていたものと違うイメージに仕上がってしまうこともあります。
壁紙選びを失敗しないためには実はちょっとしたコツがあります。
ここでは、壁紙選びのポイントを紹介します。
住宅の壁は、住まいの中で最も大きな面積を占めます。
配色の決め方は基本的には、壁紙の色は床の色よりも薄い色にします。
床よりも濃くなってしまうと圧迫感が出てしまい、部屋が狭く感じられてしまいます。
濃い色の壁紙を使用したい場合には、一面だけ濃い色にするとアクセントになり、圧迫感もなくなります。
また部屋ごとに色を変えてしまうと移動するたびに印象が変わり落ち着きのない空間になってしまいます。
まずは、住宅全体で統一した色を決めてしまうことをおすすめします。
ベースとなる色を決め、あるていど方向性を決めてから各部屋の壁紙を決めていくと失敗しなくなります。
また部屋のイメージをガラッと変えたい場合無難な色ではなく、ある程度インパクトのある壁紙を選ぶといいでしょう。
同じ色でも面積が大きいほど明るく鮮やかな印象に、暗い色は暗く感じられます。
壁紙を選ぶ際の失敗として多いのがサンプルと実際に施工された壁の色が違うことです。
これはサンプルが小さいためにおこってしまいます。
同じ色でも面積が大きいほど明るく鮮やかな印象に、暗い色は暗く感じられます。
可能であればサンプルはできるだけ大きいものを見て決めるようにしましょう。
サンプルだけで決められない場合は、施工事例をみて自分のイメージにあった会社を選ぶといいでしょう。
また、イメージする画像を業者さんに持っていってプロの方に提案してもらえば、思い描いていた部屋に仕上げることができます。
また、壁紙を変えてから気分が落ち着かなくなってしまった例もあります。
柄物の壁紙を選んだとき、部屋の広さと柄の大きさが合わずごちゃごちゃした印象になり、心理的に圧迫感を感じます。
大きな柄の壁紙を使いたいときは一面だけ使用するとバランスよくなります。
まず白い壁紙ですが、白は洗練されたイメージを人にあたえます。
また、部屋が広く見えるようにする効果があるので狭い部屋に向いています。
しかし、人を疲れさせる色でもあるので使い過ぎには気を付けなければなりません。
続いて黒ですが、リビングなど大きな部屋に一面だけ使用すると、生活感のないモダンな印象をあたえます。
ただし全面を黒い壁紙で仕上げることや狭い部屋に使用するのはおすすめしません。
・ベージュ
ナチュラルで無難な雰囲気に仕上がり、リラックス効果もあります。
やすらぎを演出したい場合に使用したい色です。
・ピンク
肌や髪をきれいに保つことができる美容に効果がある色です。
またイライラした感情を抑え、穏やかな気分にしてくれる色でもあります。
・緑
リラックス効果のある色です。
書斎、寝室などに使いたい色です。
日中、陽ざしの入らない部屋やぬくもりを演出したい部屋に使用します。
ただし西日が入る部屋に使用すると余計に暑苦しくなってしまいます。
また、暖色系は興奮色といって気持ちを高くする効果があり睡眠を妨げるため、寝室には使用しないようにしましょう。
暖色は進出色です。
面積の広い壁に用いると部屋が狭く感じられます。
また、窓が小さい個室、ワンルームに使用にも選ばないようにしましょう。
寒色とは白、グレー、黒のことです。
寒色は部屋を涼しげにみせたいときに向いています。
また落ち着いた空間を演出することができるため気持ちをしずめてくれる効果もあります。
寝室の壁紙として利用するのが向いています。
男性だけでなく、女性にも取り入れやすいカラーです。
壁紙と合わせて、インテリアのアクセントとしてクッションやラグに使用してみるのはいかがでしょうか。
壁紙選びのポイントとそれぞれの色のイメージを紹介させていただきました。
暖色系の色や濃い色は圧迫感がでてしまいますが、一面だけアクセントとして使用するなど工夫をすればおしゃれな空間になります。
色によってはリラックス効果や気持ちを静めてくれる効果もあります。
これからリフォームをお考えの方はぜひ、真っ白な壁紙だけでなく違う色も利用して今までとイメージの違う空間に仕上げてみてはいかがでしょうか。
スタジオコンクは敦賀市、小浜市で自然素材のデザイン住宅を提案しています。
ご不明な点がありましたら、ぜひお越しください。