投稿日:2019年03月18日
住宅ローンの申し込みには、どのくらいの期間が必要なのか?
どんな段取りが必要なのか?申し込みの際に何に注意すれば良いのか?をご紹介します。
住宅ローンを借りるときの手続きの流れとして、通常の住宅ローンの審査では、「事前審査」と「本審査」の2段階でおこなわれます。
本審査の申し込み前に事前審査を受けることになっています。
なぜ、事前審査があるのかというと、住宅の場合、住宅ローンを借りられないと家が建てられないケースが多いため、売買契約の前に目星をつけておかなければならないためです。
本審査だけでも問題はないのですが、万が一通らなかったことを考えると契約前に仮でも確認しておいたほうが良いです。
・事前審査
申込の際は、申込書の他に本人確認の書類や健康保険証、源泉徴収票などのコピーが必要になります。
また、職業なども確認されますがあくまで自己申告です。源泉徴収票も銀行によっては提出を求められないこともあります。
通常、事前審査には3~4日程度かかります。「本審査に通りそう」だという報告をもらえたら、売買契約を結んだうえ住宅ローンの申し込みをおこないます。
しかし事前審査に通っても、確実にローンが受けられるわけではありませんので、注意が必要です。
・本審査
事前審査に通った後、正式な申込みをするのにあたり、物件や借りる人に関する書類を提出しなければなりません。
物件に関しては、「売買契約書や重要事項説明書」「確認済証」「登記事項証明書」など提出が必要になってきます。
また、「印鑑証明書」「印鑑証明書に使用した実印」「本人確認書類」「収入証明書類」「収入証明資料」「対象となる物件の詳細資料」「預金口座通帳」など必要になります。
本審査では事前審査よりも、細かくチェックされるため期間は1週間程度だと言われていますが、2週間かかることもあります。むしろ、1週間で終われば良いほうです。
主にチェックされる内容としては、勤務年数や雇用形態や車のローンやカードローンなどの借入状態などです。
事前審査、本審査ともに必要な書類を揃えるのに時間がかかります。
上記の書類もそうですが、事前審査においては「住宅ローン事前審査申込書」が必要になり、
本審査においては「ローン保証委託申込書兼契約書」や「団体信用生命保険申込書兼告知書」
が必要になります。
また、本審査においては、確定した図面、工事請負契約書なども提出しなければいけないので、
思ったより時間もかかります。
そうなると、本契約は、依頼するハウスメーカー、工務店を決めてからになります。
一般的な流れは以下のようになります。
「購入する土地、建物を決定」→「住宅ローンの申し込み」→「事前審査」→「工事請負契約、売買契約」→「本審査」→「住宅ローンの契約」→「住宅ローンの実行」
事前審査、本審査において、特に重要になってくるのが、総借入金金額が年収の何倍になるのかというところと、年間返済額が年収の何割かを表す返済負担率になります。
住宅ローンのケースでは、総借入額の限度は年収の7~8倍になってきます。
返済負担率の審査の基準は銀行によってさまざまですが、30~40%程度になります。
他にも、借りる人の職種や勤務先や雇用形態や勤続年数も重要になってきます。
勤続年数では、3年以上の勤務が目安になります。
また、スマホやタブレットの端末を分割払いにしている場合は借入とみなされてしまうので注意が必要です。
奨学金の返済をおこなっている場合は返済比率に影響することはありますが、延滞していなければ大丈夫です。
審査が通らない場合は、他の銀行で通る場合もあります。これは、審査の基準が各銀行によってことなるためです。
また同じ銀行でも支店によって基準がちがうため一度落ちても通る可能性があります。
転職して日が経っていない場合は、【フラット35】がおすすめです。
フラット35だと勤続年数は関係なく申し込むことができます。
住宅ローンの申し込みの流れ、必要な書類、注意点についてご紹介させていただきました。
大変そうだと思われた方もいるかと思いますが、実際にはハウスメーカー、工務店の専門のスタッフが
ついているので安心してください。
ですが、事前に「どんな流れで行われるのか」「必要な書類は何か」知っておけばスムーズにおこなえます。
スタジオコンクは敦賀市、小浜市で自然素材をつかった注文住宅をご提案させていただいています。
専門のスタッフによる住宅ローンに関するご相談・ご提案もおこなっています。
もし不安なことやご不明な点があれば、ぜひスタジオコンクにご相談ください。