部屋をスッキリさせるための収納術

投稿日:2019年10月01日

EyeCatch

家を建てた後に、もっとこうしておけばよかった、と後悔した経験は多くの方が持っているようです。そしてその多くは「収納」について。
建てた後に収納量や使い勝手について不満が残る方がとても多いようです。

そうならないためには、部屋をスッキリさせる収納術が大切。家を建てる前にしっかり収納について考えていきましょう。

 

 

・荷物の量を把握する

部屋をスッキリ見せるための収納について考えるのであれば、まずは家を建てる前に荷物の「量」を把握することが必要です。
例えば、家族の数によって靴や傘の数は変わりますし、本や保存食の量も変わります。趣味についても、読書が趣味の方は本棚がたくさん必要になりますし、スニーカーやレコードなどのコレクションがあれば、それを収納する棚が必要です。アウトドアが好きな人は自転車やキャンプグッズなどをうまく収納したいですよね。
量だけではなく、収納は場所を考えることも大切です。本やレコードなら日が当たらず、気温差の少ない北側の部屋が適しています。家族が多いお宅は、靴や傘などを片付ける玄関収納が広い方が便利です。またアウトドアが好きな人は、玄関や勝手口などの外に近い場所に大きめの収納があると、出し入れが便利です。
このように使い勝手よく、スッキリ片付けるためには、ライフスタイルに合わせた収納を考えることが大切です。

・パントリーのすすめ

最近の注文住宅では、パントリーをつくる人が増えています。パントリーとはキッチンの裏側にある収納庫のこと。主に食品や調味料などを保存しておく一室ですが、出番の少ない調理器具や食器類、お酒好きな人にはここにワイン棚などをつくる人もいます。また、キッチンをスッキリ見せるために冷蔵庫やオーブンなどのキッチン家電もパントリーに入れ、リビングからは見えないようにするお家もあります。
パントリーには賞味期限のあるものも多く収納するので、棚に奥行きがあるものだと取り出しにくく、いつの間にか奥のものが古くなってしまうことがあります。ですから棚は浅めにし、何を収納しているか把握しやすいようつくるのがポイントです。
またパントリー側に勝手口をつくるのも一つのアイデアです。入り口があると、買い物から帰ってパントリーから入り、すぐに食品や冷蔵品を片付けることができます。

・死角の活かし方

普段あまり目に入らない死角は、収納スペースとして活用することもできます。例えば、階段の上などにスペースがあれば、そこに棚などをつくることができます。戸建ての場合、1階は来客などがあるパブリックスペースですが、2階は寝室などのプライベートスペースであることが多いので、階段などは収納に最適です。

また、意図的に死角を作るという方法もあります。お子さんが小さいうちは、リビングにおもちゃや絵本などが散らかりがちです。そういうときは遊ぶスペースに間仕切りを作ります。こうしておけば、間仕切りの向こうが少しくらい散らかっていても気になりません。

・屋根裏収納術

屋根裏には大きなスペースがあるので、そこを収納にするのもおすすめです。ただ屋根裏へはハシゴで上ることが多いので、重いものや大きすぎるものをしまうのは危険です。
たとえば季節はずれの服や寝具、またある時期しか使わないスキーやマリンスポーツなどの軽いものを片付けるのに適しています。

ほかには、捨てられないけど常に使うものではない「思い出の品」などを収納するのもおすすめです。

・床蔵収納

最近の注文住宅で注目されているのが「床蔵収納」です。床蔵というのは床の下にある蔵のこと。1階の下や、1階と2階の間に設ける部屋のことです。1階の下にはキッチンの「床下収納」は古くからありますが、最近は1階と2階の間につくることが増えました。屋根裏収納と同じく、天井高が1.4メートル以内であれば床面積に含まれないので、固定資産税を押さえることが可能です。お子さんが小さいうちは、隠し部屋として遊ぶスペースにも使えます。

・まとめ

収納は形も位置もさまざまに作ることができます。部屋をスッキリさせるためには、後付けの戸棚や収納家具よりも、家を建てた段階ですでにある「収納のためのスペース」や、備え付けの家具がおすすめです。
注文住宅を考えるときには、ぜひライフスタイルに合わせた収納術を取り入れてみてください。

 

 

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