【設計士ブログ】ペットと暮らす家づくり

投稿日:2022年06月11日

こんにちは!

高島本社の金沢です。

 

いよいよ暑くなってきましたね…

梅雨入りを目前に蒸し暑い日が続き、「だんだん夏も近づいてきたのだなあ…」と感じます。

暑いのがとにかく苦手なので毎年夏は暑さから逃れるために涼しい観光地へばかり行っているのですが、今年は神戸市に新しくできた水族館へ行ってみたいなと思っているところです(^^♪

 

 

なかなかお客様と接する場面の少ない私ですが、建物の申請に関わっているため、いろいろなお客様のお宅の図面を拝見する機会があります。

コロナウイルスの流行や“在宅●●”という言葉が増え、家に対する要望もだんだんと変わってきているのだなあ…と、日々感じています。

そんな中、1つ気になっていることは在宅時間が増えたことでペットを飼われる方がとても増えたということです!

 

滋賀県下は犬や猫などのペット飼育可能の集合住宅が少ないため、現在は何も飼っていなくても、「一戸建てを建てたらペットを飼いたい!」と思われている方は、きっと多いのではないでしょうか?☆彡

 

私自身も今住んでいるアパートを抜けて家を建てたら犬や猫を飼いたいなと思います。

実家では犬を飼っているのですが、会えないことが寂しくてたまらない毎日です(:_;)笑

 

△実家のわんこです

 

 

ペットを飼うことを前提とすると、家づくりに影響がでる部分もありますよね。

本日はそのいくつかを紹介します♪

 

 

たとえば、窓。

一見、日当たりが良ければ何でもいいのでは…?と思いがちですが、実は犬と猫では居住スペースに求められる窓は違います。

 

犬は警戒心が強いため、日中過ごすスペースから来客や車が見えてしまうと

ストレスになり過剰に吠えてしまうことがあります。

そのため窓の高さは、犬の目線よりも上にする方が落ち着いて暮らせるようです。

 

一方で、猫は外を散歩しないため、家の外を眺められる日当たりのよい窓を設けてあげると、留守番中の楽しみになり好んで窓際にいるようになります。

 

 

次に、水回りの計画についてです。

犬は外を散歩するので屋外に足洗いスペースを設けるか、玄関から直行できる洗面所に

足洗いスペースを設けてあげると家の中が汚れるのを防げます。

 

猫は狭い場所を好みます。

そのため洗濯機や浴槽の中に入ってしまう等の家庭内の事故を防ぐ工夫として、水回りの入口に扉を設けて水回りへ自由に行き来できないようにする必要があります(*^-^*)

 

 

ほかにも犬用のスペースとして間取りの中に土間スペースを設けたり、リビングの一角にある階段下を犬用スペースにしたり、猫のために壁面や吹き抜けを利用したキャットウォークを設けたり、爪とぎ用の柱を設けたり……間取りに+αできる工夫も沢山あります。

考えるだけで楽しくなりますね♪

 

 

また、犬と猫共通で、庭の植物や室内の観葉植物で、犬や猫が口にしてしまうと中毒を起こしてしまうものがあります(:_;)

具体的にはポトス、モンステラ、チューリップ、パンジー、アサガオなどです。

これらは手の届かないところに置いたり、植えたりしてあげたいですね(^^♪

 

 

また、犬と猫、両方飼うなら犬を先に迎えて後から猫を迎えた方が上手くいくようです。

動物界もいろいろあるのですね(*^-^*)

 

 

いつか建てる家のために、と5年前に買った本です。

読まれる機会があったらこちらも参考にされてみてはいかがでしょうか★

 

ペット共存住宅を検討されている方の参考になれば幸いです。

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