注文住宅、建売住宅のそれぞれのメリット・デメリット

投稿日:2019年01月24日

 

 

家を購入する際まず、最初に決めたいのが注文住宅・建売住宅のどちらで建てるのか?ということです。
注文住宅と建売住宅それぞれどちらもメリット・デメリットがあります。

 

スタジオコンクでは注文住宅がメインとなっていますが、注文住宅のメリットといったら、やはり「間取りやデザインの自由度が高いこと」「自分のこだわりを形にすることができる」できる点ですね。
その分価格は高くなることもありますが、やはり一生に一度の大きな買い物なので、自分たちの思い描いていた家が完成することができたら嬉しいですね。

 

さて今回は、注文住宅・建売住宅それぞれのメリット、デメリットを紹介します。

 

 

 

□注文住宅についてメリット、デメリット

 

【注文住宅の特徴】

注文住宅は好きな工法(木造、RCなど)をあらかじめ決めて、それに見合った工務店や設計事務所を依頼し自分たちの好きな「広さ・間取り・デザイン」を打合せの段階で決めて設計することができる住宅のことです。
設備なども自分たちできめることができ、とても自由度が高いのが特徴です。

 

しかし、その分価格が高くなること、家を完成させるまでにそれなりの時間がかかることを覚悟しなければいけません。

 

また、家を建てる段階において土地を持っているのかどうかで完成するまでに必要な時間も違ってきます。

 

 

【メリット】

 

1. 建物の間取り、外観、内装、設備において、自由度が高く自分たちの思い描くマイホーム像を反映させやすい点
これは注文住宅の一番のメリットですね。
もちろん設計上の都合で実現できないものもありますが、ライフスタイル・家族構成に合った間取り・デザインなど自由が効くのは注文住宅だけです。

 

 

2.地盤改良から完成まですべてのプロセスにおいて自分たちの目で確認することができるところ

しっかりと工事が行われているのか、自分たちの目で確認することができます。
また、ハウスメーカーや工務店のチェックが入るので、品質も信頼できます。

 

 

3.予算を調整できること
こだわりたい所には予算をかけて、その他特にこだわりがない所には予算をかけないようにするなど、費用を抑えることもできます。

 

 

【デメリット】

 

注文住宅にもデメリットはあります。

 

1.図面や模型だけでは完成後のイメージをすることが難しいこと
図面、模型で打合せを進めていくので、「実際に完成したら思っていたものと違った」「もっと広いと思っていたのに」「実際に住んだら間取りやデザインが使いにくかった」などの不満が出てくる場合があります。しかし、このようなトラブルはハウスメーカーや工務店との事前の打ち合わせ回数によって防ぐことができます。

 

 

2.完成までかなりの時間を要すること
まだ土地を持っていなければ土地探しからスタートなのでさらに多くの時間がかかります。
しかし、注文住宅というものは完成までに時間がかかるものです。スムーズにすすんでも
打合せ~完成まで半年はかかるものとして見ておくのが良いです。

 

 

3.価格が高いこと
注文住宅は建売住宅に比べて価格が高くなります。
打合せ段階で大きく費用が膨らんでしまうこともあります。

 

 

4.入居までに時間がかかること
工務店との契約、住宅ローンの契約などやらなければいけないことが多くあります。
すぐに入居したい、契約などの各種手続きを簡略化したいという方には建売住宅の方が向いていると言えるでしょう。

 

 

 

 

 

□建売住宅についてメリット、デメリット

 

【建売住宅の特徴】

 

建売住宅とは、住宅会社から土地と建物を一括購入することを言います。
建物が完成してから販売するケース、建築中に販売開始するケースもあります。
打合せやローンなどの手続きを省くこともでき、土地も探す必要がありません。

 

 

【メリット】

 

1.何といっても実際の建物を見ることができること
実際の建物の内装・間取りを見学することができるので、建ってからイメージが違ったということを防ぐことができます。
ただし、プランだけ出来ていて設計はまだできていないという場合もあります。
その場合には、プランをしっかりとチェックする必要があります。

 

 

2.価格面でのトラブルが少ないこと
建売住宅は、土地+建物代という形で価格がはっきりしているため、費用面でのトラブルが少ないです。

 

 

3.規格化された建築物なのでコストを抑えられるところ
分譲地では、同じ規格の家を何棟も建てることになるのでコストを抑えることができます。

 

 

4.打合せの回数が少なく、すでに完成している物件であればすぐに入居が可能なこと
特に家にこだわりがなく、すぐに入居したいと考えている方に向いています。
建築段階の物件でも、2か月ほどで入居できる場合がほとんどです。

 

 

 

 

【デメリット】

 

1. 間取り、設備の自由度が低いこと
これが一番のネックです。
建売住宅の特徴上、完全に自分の好みにするのは難しいです。
自分の家に強いこだわりがあれば、建売住宅より注文住宅の方をおすすめします。
中には、間取りの変更に応じてくれる会社もあります。
しかし、それだけ費用がかかってしまい、結局、費用の面で注文住宅と大差がなかったという事態にもなりかねません。

 

 

2. 分譲地であれば、同じような外観の家が多い
代り映えのしない風景になってしまいます。注文住宅のように自分たちで建てた家という満足感も感じられないかもしれません。

 

 

3. 建築段階をみることができないので、品質チェックができない
「どんな工事が行われていたのか」など確認できないので手抜き工事の可能性もあります。

 

 

4. 近所付き合いの面でプラスであること
分譲地などで、まわりの住宅もほぼ同じ時期に完成、入居になれば周りも新しい町に住む形になるので、すでにコミュニティが出来ている場所よりもすんなり入って行きやすいですね。

 

 

 

 

 

□まとめ

注文住宅、建売住宅それぞれメリット・デメリットがあることをお分かりいただけましたでしょうか。
現在、日本では全体の3割が建売住宅、7割が注文住宅で建てられているのが現状です。

 

理想の住まいを実現するために、それぞれのメリット・デメリットを理解し「自分たちにはどちらが向いているのか」家族間で話し合うことから、初めて見るのが良いです。

 

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