投稿日:2019年10月10日
家を建てるときに、リビングやダイニング、寝室や洗面所、もちろん浴室やトイレをつくることに迷いがある人はいませんが、迷うのは「子ども部屋」の作り方です。
子どもが中高生なら部屋が必要かなと思いますが、お子さんが小さいうちは「子ども部屋って要るの?要らないの?」と悩みますよね。
子ども部屋をつくる必要性と、メリットやデメリットについてまとめました。
【メリット】
子ども部屋を小学生くらいから与えるメリットは、自分で物を管理する習慣がつくことです。自分の部屋がない場合、子どものランドセルや教科書、おもちゃは共有の場であるリビングなどに置くことになります。そうすると、なかなか自分から片付ける習慣はつきません。
自分の部屋があれば、ちらかっているかキレイに整理されているかがひと目でわかりますし、自分で物や場所を管理する練習ができます。
子どもにもひとりになる時間が必要です。プライバシーが守られたひとりの時間は、ストレスを開放する時間にもなりますし、子どもによってはひとりで何かに集中したいタイプのお子さんもいます。特に小学校高学年くらいからは、ひとりになれる時間が少しずつ必要になってくるので、自分の部屋は大切です。
子ども部屋をつくらない場合、子どものためのもの、例えば学校の道具や教科書類、絵本、おもちゃなどが他の部屋にあることになります。いつもきちんと整理できればいいですが、子どもが使うものは、なかなか毎日キレイに整頓するのは難しいですね。
そうすると来客などがあった場合、急いでリビングのおもちゃや本を片付けて…ということになってしまいます。
子ども部屋をつくることは、子どもに関するものがそこに集まるので、子ども部屋内が多少散らかっていたとしても、リビングやダイニングが散らかりにくくなるというメリットがあるのです。
【デメリット】
思春期の子どもはひとりの時間を好むので、多くの時間を自分の部屋に閉じこもって過ごし、なかなか家族と話す時間がないということもありえます。学校から帰っても自分の部屋に閉じこもり、ご飯のときだけリビングにやってきて、またすぐ部屋にこもる、というパターンもよく聞きます。
そうならないためには、まず玄関から子ども部屋までの動線を、必ずリビングを通るようにつくることが大切です。
他にも、子ども部屋にテレビを置かない、子ども部屋でインターネットができないようにする、などの工夫が必要です。
子ども部屋の広さは、親がどんな子供部屋で育ったかにも左右されますが、30坪ほどの家の場合、子ども部屋が2つの場合は4.5畳~、1つの場合は6畳くらいが目安のようです。
4.5畳だとベッドと机を置けば、スペースの余裕はあまりありません。6畳の場合は、ベッドと机を置いても、まだ友達と座って遊べるスペースが残ります。
狭い場合でも、ロフトベッドにしてその下を机にするなどの工夫があれば、もう少し広く使えます。
子ども部屋をつくることは、子どもが自分のスペースを管理して、片付けたり整理したりの練習ができる大切な空間です。
子どもの成長はあっという間です。だからこそ、今の時間をよりよくするためにも、充実した子ども部屋をぜひ作ってください。
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