インテリアに使われる木の材質について

投稿日:2019年10月09日

EyeCatch

インテリアでよく使われる材質といえば「木」です。木の家具はナチュラルテイストでも、和モダンテイストにもよく使われますし、お値段も手頃。また、使い込むうちに味が出る素材です。
ですが、ひとくちに木と言っても様々な木があります。その木の種類、材質の特徴について知ることで、インテリア選びがより楽しくなります。主によく使われる木の種類と特徴についてご紹介します。

 

・針葉樹

針葉樹は英語では「ソフトウッド」と呼ばれます。その名のとおり、全体的に柔らかく軽量で、加工しやすいのが特徴です。肌触りもすべすべとしていて、香りがいいものも多くあります。
軽いので、子ども用の家具や、インテリアとしての小さめの家具に向いています。木目がまっすぐなので柱や梁などの建築材としてもよく使われています。

 

1.ヒノキ

ヒノキといえば、森林浴のような香りを想像しますよね。ヒノキ風呂が人気なことからもわかるように耐水性のある素材です。
繊細で光沢があり、木目も美しい木で、加工もしやすいため、和室にもよく使われる素材です。
防虫効果や殺菌効果もあるので、ヒノキの家具はカビやダニがつきにくいと言われています。高級なタンスや家具、障子などの和室の建具、床材や天井にも使われます。寺院にも使われている素材です。

 

2.パイン

パインとは松の木のことです。白や明るいベージュからブラウンのカラーがあり、種類が多く、種類によって目の詰まり方や柔らかさなどが異なります。
使えば使うほど味が出てくるのが特徴で、家具や床材に幅広く使われています。

 

3.スギ

スギはヒノキ科の針葉樹です。スギには赤っぽい色の木もあり、その色を生かした家具や壁材、床材、天井なども人気です。
日本のスギは中心部分が赤っぽく、外側は明るめの色になっています。ちなみに海外産のレッドシダーと呼ばれる杉は、赤茶色をしています。
耐水性に優れ、スギ独特のさわやかな香りには防虫効果もあります。幹がまっすぐに育つので、よくログハウスなどにも使われています。

 

・広葉樹

広葉樹は英語では「ハードウッド」と呼ばれ、硬いのが特徴です。加工はやや難しいですがその分強度があり、傷が付きにくい特徴があります。揺れにも強いので、日本のような地震が多い国では古くからよく使われていました。重厚な存在感があり、耐久性があるので、長く使う家具には最適の木材です。

 

1.ナラ

ナラはオークとも呼ばれる広葉樹の中のひとつです。オークとも呼ばれますが、厳密にいうとこの二つは違う木材です。日本や中国、ロシアのものはナラ、北米のものをオークと呼ぶそうです。テーブルやチェストなどの家具によく使われる素材です。

 

2.ブナ

ブナはビーチ材とも呼ばれる広葉樹です。全体的に白や淡い黄色という明るい色で弾力性に優れています。曲げ木などにも使われ、家具や床材に使われることが多い木材です。

 

3.ケヤキ

ケヤキはニレ科の広葉樹で、明るめの赤っぽい茶色をしています・木目が美しく、耐久性や耐水性にも優れている木材です。
広葉樹の中でも最高級のランクで、古くから神社仏閣の建築に使われていました。

 

・まとめ

天然の素材だからこそ、全く同じものは二つとありませんが、木の種類によってそれぞれの特徴は違います。
また木に求めるものは、明るさ、重厚感、すがすがしい香り、など人によって違います。子ども部屋にはこの木材、書斎にはこの木材というように、その木材の特徴を生かして使いこなしていくのも大きな楽しみとなります。特徴をよく知り、選んでみてください。

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