投稿日:2021年04月15日
初めまして、この春で入社二年目になります、川島です。
住宅新築工事の現場監督をしています。
普段の業務としては主に、現場での安全管理及び品質管理、
社内では図面や施工に関する書類の作成や管理をしています。
現場での業務では会社から支給されたタブレット端末を使って、
品質管理からスケジュール管理を行ってます!
タブレットで共有した資料については、現場監督だけでなく、
設計の方もいつでも確認できるようになっているので、
お施主様との思い違いや設計士とのコミュニケーションミスを無くすことに繋がっています。
タブレット端末を使った品質管理についても少しだけご紹介したいと思います。
SAWAMURA建築設計では、
現場監督が日々の現場管理の中で材料の管理・作業の管理を行い、
さらに会社としてきっちりと社内検査を行うことで、
お施主様の大切な住まいの夢を高品質な家づくりで支えています。
◇材料の管理
SAWAMURA建築設計の家は木造軸組み工法と呼ばれる木造建築が主です。
(もちろん完全自由設計なので、RC造の家や他の木造工法にも対応できます!)
軸となる部分は全て木でできており、基礎には鉄筋コンクリート、
他にも軸組を止めるのに金物、内装仕上げとして石膏ボードなどを使用しております。
その材料が現場に運び込まれてきた際に、まずはひとつひとつチェックをします。
例えば、コンクリートの厚みや長さ、木材の材質、寸法、止め方、
石膏ボードの種類厚みなどなど。
間違ったもので組み上げると、後々ズレが生じたり、そもそも組むことができなかったり、
品質はもちろんですが工期にも影響するので、特に注意をしてチェックをしております。
▼部材以外にも、施工されたコンクリートの厚みなども細かく確認していきます。
◇作業の管理
職人さんに効率よく作業をしていただくために、
待ち時間や作業の重複が出ないようなバランスの良い工程作成を心掛けています。
また、タブレットを用いて作業の様子を撮影して上長や職人さんと共有をしたり、
建具やサッシの図面を見ながら納まりを検討します。
◇社内検査
できあがった家は役員も同席する社内検査により隅々までチェックをします。
完全自由設計なので、間取りや仕様がまったく同じ、という家はありませんが、
どの家も品質だけは同じように高品質なものを提供させていただいています!
この社内検査ですが、その物件担当の現場監督だけでなく、他の現場の監督も参加します。
他の監督の現場へ納まりなどを勉強しに行ける貴重な機会なので、ひそかに楽しみにしています!
検査の中で気になったところや、綺麗な納まりなどをタブレットで撮影し、
後で見直すなどして、これから自分がより品質の良い家を作る勉強材料にしています。
自分が中心になって現場を任せていただくには、まだ時間がかかりますが、
お施主様の素敵な家づくりに関わっていけるよう今後も頑張っていきます!