ハウスメーカー、ビルダー、工務店、それぞれの違いとは

投稿日:2019年06月09日

 

家づくりの成功のカギを握るといわれているのが住宅会社選びです。
住宅会社にもハウスメーカーやビルダーや工務店など多くの業態があり、選ぶ会社によって特徴が大きく違います。

 

01.ハウスメーカーとは

ハウスメーカーは、日本全国に拠点を置いており、年間の販売棟数は数千棟~1万棟にも達します。
また全国各地に住宅展示場を出展しています。
それぞれの会社により、鉄骨系や木質系やツーバイフォーなどの商品ラインナップがあり、
仕様やデザインを決めた規格商品を中心としているため、設計の自由度は低めです。
その代わり商品のモデルハウスをみることができ、購入の前にイメージがつきやすいのがメリットです。
CMなどの広告費や技術開発にかかる費用を上乗せするため、工務店と比較して家づくりの費用が高くなるというデメリットもあります。
メリットは大手企業であるという安心感です。
国が決めている倍以上の保証期間を定めている会社もあり、倒産の危険性が少ないのも安心です。
工場生産率の高い商品などがあるので工期は短めです。

 

 

02.ビルダーとは

ハウスメーカーほどの規模ではありませんが、ひとつの都道府県や近隣の県に2~3の営業所を持っている会社を「ビルダー」と呼びます。
また、工務店と着工棟数により規模の違いを定めることも多く、年間おおよそ20~30棟以上手掛ける会社をビルダーということも多いです。
ハウスメーカーに近い会社や、工務店に近い会社と特徴は様々です。
仕様やデザインが決まっている会社や自由度が高い注文住宅が中心の会社もあります。

ビルダーの中でも比較的規模の大きい会社はハウスメーカーに近いかたちをとっており、独自の商品ラインナップをもっている会社もあります。
また、中小規模のビルダーはフランチャイズに加盟している会社も多いです。

工期はプランによっては短めの場合もあります。

 

 

03.工務店とは

工務店は地域に密着しており、年間数棟~数十棟の規模を建てています。
基本的には、「独自の商品」は持たず、フルオーダーの注文住宅を中心に請け負っています。
自社で設計をしてモデルハウスの維持費などもかからないのでコストパフォーマンスは高いといえます。
ハウスメーカーの同等の家と較べると費用は安くなります。
しかし、土地探しやローンなど建築以外の業務については積極的ではないため施主自ら動いていく必要があります。

工期については、ハウスメーカーに比べると長めです。

 

 

予算に余裕があり、「ブランド」や「安心感」を求める方にはハウスメーカー

大手ハウスメーカーは全国に8~10社あると言われています。
そのような会社がどんな価値を提供しているかと言えば、「ブランド」と「安心感」です。
また常に品質の向上につとめているため満足度の高い家づくりが可能です。
広告宣伝費などに多額の投資をしているため、総じて値段は高めです。
しかしながら、高度に規格化された工業製品であるため品質が良い反面、間取りの融通がききません。

 

個性的な家やオーダーメイドの家を求める方は工務店
商品を持たず施主の要望を聞きながら、すすめていくのが工務店です。
規模が小さいため、細かい要望にも応えてもらえます。
その一方でこだわりのある会社も多く、意見が合わないこともあるので、「その会社のこだわりや考え方を聞き、自分に合うか吟味すること」が大切です。

 

 

土地探しなどのトータルサポートやリーズナブルな価格を求める方はビルダー
地域に根差したビルダーは、ハウスメーカーと工務店の良い所を合わせたような形をとっています。
独自の商品を持ちながらお客様の要望にも柔軟に対応してくれます。
また、不動産の仲介、土地の分譲、リフォームなどトータルで手掛けていることが多く土地を持っていないお客様にも丁寧に対応してもらえます。

 

しかし、ハウスメーカーほどのブランド力もなく、工務店ほどの個性もないので標準的な家になりやすいです。

 

スタジオコンクは敦賀市、小浜市にて自然素材のデザイン住宅を提案しております。
家づくりをご検討の方はぜひお越しください。

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