投稿日:2019年10月17日
広いリビングやダイニングはみんなの憧れですね。開放感があり、広々としたリビングは気持ちを明るくさせ、リラックスさせてくれます。逆に圧迫感があり、狭く、重苦しく感じるリビングではゆっくりとくつろげませんね。
ですが、そのリビングの広さの感じ方は、インテリアで工夫することができるのです。
そんな部屋を広く見せるインテリアのテクニックをまとめました。
部屋を広く見せるには色の効果が大きいと言われています。
部屋の面積の大部分を占める「床」「壁」「天井」の色が重要です。
例えば壁や床、天井が黒や濃いグレー、こげ茶色の濃い色だと重く、狭く感じます。
ですが、白や明るいベージュ、パステルカラーなどの明るく淡い色の壁、床、天井の家は広く感じることができます。
また、色には「進出色」と「後退色」があります。暖色系で彩度(鮮やかさ)が高い色・・・例えば赤や黄色などの原色系の色は「進出色」といって近くにあるように見え、寒色系で濁ったような色のグレーやカーキ、茶色といった色は遠くにあるように見える「後退色」です。ですから、後退色の方が広く見えます。これはカーテンや家具の色を選ぶときの参考にしたらいいですね。
大きく大胆な柄は見ていると迫ってくるようにも見え、部屋を狭く見せてしまう柄です。逆に柄が小さく細かいと遠くに見え、部屋が広く見えます。
カーテンを柄ものにしたい場合や、壁紙に柄を取り入れたい方は、輪郭のハッキリしない薄い柄にするか、細かい小さめの柄にするのが部屋を広く見せるポイントです。
家具の配置方法にも、部屋を広く見せるポイントがあります。
1.家具を置きすぎて床があまり見えなくなってしまうと、狭く感じてしまうので、家具は床の3分の1を目安にしましょう。
2.ソファやリビングテーブルをバラバラに離して配置するより、1つの場所にかためて配置する方が、床が広く見えて、部屋もすっきりと広く見えます。
3.背の高い本棚などの家具は入口から遠めに配置するのがポイントです。手前から順々に家具の背丈が高くなっていくと遠近法で奥行きが生まれ、広く見えます。逆に手前に大きい物を選んでしまうと実際よりも部屋が狭く見えてしまうこともあります。
4.縦のラインを意識し、壁紙に縦ラインの模様が入ったものを選んだり、ひょろっと背の高い観葉植物を置いたりするのも、部屋を広く見せるコツです。
また、家具の選び方にもポイントがあります。背の高い大きなソファにするより、床に近いローソファにした方が見える壁の面積が増えて広くみえます。
ダイニングテーブルやリビングテーブルの脚は、太いより細い方が視線をさえぎらず広く見えますし、すっきりとした印象になります。
広いリビングを作りたい!と思っても、土地の面積や床面積の制限などでなかなか難しいのが現状です。そんなときでも、同じ面積のリビングでも家具や床、建具の色を少し工夫するだけで部屋は広く感じることができます。
インテリアの工夫をして、ぜひ広々とした落ち着けるリビングを手に入れてください。
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